


残コンブロックとは
残コンブロックとは?
工事現場で余ってしまった生コンクリートを再利用するため、型枠に流し込んでブロックの形状にしたものです。残コンブロックは、「トウフ」「ヨウカン」などとも呼ばれ、残コン・戻りコンの処理方法としてかつてより採用されてきました。
当協議会では、BETONBLOCK社製の型枠を使用して、全国同一規格の残コンブロックを市場に供給します。
ブロックを同一規格にすることで、残コンに新たな価値が生まれます。この残コンブロックは生コン工場とブロックをお求めのお客様の双方にメリットがあり、残コン・戻りコン問題の解決策となります。
生コン工場にとってのメリット

安定した供給
残コン・戻りコンはいつ、どれだけ発生するかが予測できないため、ひとつの生コン工場だけでは安定した供給が難しく、需要が発生した時に失注してしまうという問題がありました。

コスト削減
残コンブロックを作ることで産業廃棄物の発生を減らし、処分コストの削減や環境負荷の低減にもつながります。繊維入りの残コンでも作成可能です。
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お客様にとってのメリット

独自の形状
上面に突起、底面にくぼみがあるため、積み上げたときに凹凸が噛み合い安定性がアップします。また、フォークリフトやクレーンでの運搬作業が簡単に行えます。

多用途
お客様の用途に応じて、バリエーション豊富なブロックを自由に組み合わせることができます。鋼製の型枠を使用しているため、サイズが安定しています。
利用例
壁(隔壁、擁壁など)

レンガのように積み重ね、壁を作ることができます。
階段

階段型の型枠で作ったブロックを使用すれば、そのまま建物の階段に流用も。
土留め

トンパックの代用として、工事現場などですぐに利用でき、撤去も簡単です。